会社案内
COMPANY
あゆみ
菜種油の製造販売から始まった弊社のあゆみをご紹介いたします。
創業(文政年間)~昭和(戦前)
創業は文政年間(西暦1,800年頃古文書による)と伝承されておりますが、2度の大火に会い、それ以前のことは精細不明とされております。
代々食用油脂(菜種油)・工業用油脂(荏油・桐油)・煙草製造等々を業としてまいりましたが、明治になり石油の輸入が開始されるのに伴いペガサス石油(当時)の特約店として石油類の販売を始めました。その後日本石油の特約店として県内に拡販致しました。
明治年間の当社広告
明治年間に掲示した日本石油(当時)
の特約販売店の木盤
戦時中 丹南三郡の配給事業所に
先の大戦により配給統制となり旧武生市を中心に、丹生・南条・今立郡(俗に丹南三郡と言う)の各石油販売業者20余人が転廃業し、当社が燃料局指定武生配給事業所として転廃業者の一部を吸収し、初代社長藤井精治が割当配給の任にあたりました。その間に軍需省燃料局石油消費調査員を拝命致しました。。
大正7年に当社が配布した暦
戦時中の国油特約販売所の看板
戦後~
大戦後は民族系石油会社の特約店として業務に専念してまいりました。また経営の合理化を期して昭和41年に法人改組し、(株) 藤井商店として発足しました。さらに県下一円の配油に万全を期す為に武生油槽所を建設し(有) 藤井オイルサービスが第二会社として業務を遂行致しました。
昭和55年に藤井商店油槽所と改称し、自社および地域同業者の供給備蓄基地として活用しています。なお、運営は藤井産業(株)がおこなっています。
昭和47年に消防防災部門の業務を開始し、消防機器の販売・設計・施行・保守点検、防災用品の販売を北陸3県下を中心に行っております。
昭和56年には給排水衛生・空気調和設備・危険物貯蔵タンク類の設計・施行・保守点検業の業務を開始し、各種工事を行っております。
平成14年に旧今立町役場(現越前市今立総合支所)前に役場前給油所を開所。石油製品類の販売をはじめ、地域に密着した防火・防災の情報発信の拠点として営業を開始しました。
平成15年に消防設備課が国内専業消防設備業者として初めて、国際品質規格ISO9001を認証取得しました。現在も、石油部門も含めた全社的品質改善活動を継続して取り組んでいます。
平成19年に、株式会社初田製作所様と共同でオールステンレス耐食型蓄圧式消火器を開発。国内高速道路など重要拠点での仕様基準となり、全国で採用される。
平成20年に防衛戦略資機材の企画・販売を中心とした業務を開始、同年に設備部から商事課が独立し、全国の中央官庁、自衛隊、地方公共団体を中心としたプロフェッショナルなお客様への営業・販売活動を行っています。
平成22年に自家用自動車有償貸渡業(レンタカー)の事業を開始しました。
平成23年に武生中央給油所が自動車整備工場の認証を受け、自動車整備・車検・自動車販売の拠点として営業を開始しました。
平成27年に時代の変化に対応して人的資産・経営資源の迅速な配分可能にするため、持ち株会社 フジイホールディングス株式会社を設立しました。(株)藤井商店グループ各社を傘下に置いて、より機動的で社会変化に強い体制に移行しました。
戦後の販促用うちわ
沿革
- 文政年間
- 創業
- 昭和41年11月1日
- 石油製品類の販売および付帯する一切の事業を目的とする
(株) 藤井商店を資本金500万円で設立。 - 昭和43年8月10日
- 大協石油(株) 武生油槽所での配油業務部門を分離独立、
(有) 藤井オイルサービスを資本金100万円で設立。 - 昭和46年6月13日
- (株) 藤井商店の資本金を750万円に増資。
- 昭和51年9月22日
- (株) 藤井商店の資本金を1500万円に増資。
- 昭和60年6月8日
- 不動産の売買、賃貸、仲介等を業務とする
(有) 藤井地所を資本金550万円で設立。 - 平成7年4月18日
- (有) 藤井オイルサービスの資本金を300万円に増資。
- 平成27年10月
- 持株会社 フジイホールディングス株式会社を設立。
藤井商店グループ各社を傘下に置く。
持株会社傘下に移行するため、(有)藤井オイルサービス、
(有)藤井地所を株式会社化。
(株)藤井商店を(株)藤井商店と藤井防災エネルギー(株)に組織再編